高音質・ロープライス COWON iAUDIO U5
コストパフォーマンス最強 COWON iAUDIO U5
今年の夏からDAP*1をiPod touchから、HT-03A + Bluetoothアダプタ + FiiO E5に変更して使ってきた。
約半年使ったHT-03Aの音楽機能の感想
HT-03A +α 音楽機能の長所
- 専用ソフトを介さずに、ドラッグ&ドロップで音楽データを転送出来る
- 普段持ち歩く携帯電話で音楽が聴ける
- microSDカードなので、容量を増やすことが可能
- Bluetoothアダプタでコードレスにスマートに、もちろん通話も可能
- FiiO E5を使用すれば、Bloetoothオーディオの「出力不足」を補える
- DRM*2以外の殆どのオーディオ形式を再生可能(iTunesでエンコードしたAACファイルも可能)
HT-03A +α 音楽機能の短所
- BluetoothアダプタとFiiO E5だけで、DAPよりサイズが大きくなる
- Bluetoothアダプタのバッテリーが約6時間と短い
- 携帯電話本体以外に、Bluetoothアダプタと、FiiO E5の充電が毎回必要
- DRM非対応(DRMデータを音楽CD経由でリッピングし直せば聴ける)
- イコライザーなど補正機能が無い(アプリでイコライザー付きのプレイヤーがあるが、処理が重く非実用的)
- 音楽再生するためには、Bluetoothの同期を待って、再生。終了するには、プレイヤーでの停止、Bluetoothe切断、Bluetoothアダプター電源off(バッテリー温存)と意外と手間が掛かっている
・・・と、便利な部分も多いが若干DAPとして遠回りしている感覚もあったので、iPod touch以来の普通のDAPを購入してみることにした。
DAP選び
今回のDAPの選びのコンセプトは以下の通り
- 小さく、軽いこと
- シンプルな操作
- 音が良い、出力が大きい
- DRM対応
iPod touchの前に、COWONのD2を使っていたこともあり、色々調べていくうちにメーカーはCOWONに絞られて来た。ハードキーがあって、軽い機種というとiAUDIO U5が選択肢か。デザイン的にiAUDIO 9に揺れそうになったが、ポケットの中でも確実に操作出来るハードキーと言うコンセプトがぶれてしまうので、シンプルなiAUDIO U5を購入。
8GBで1万円を切る価格だった。第二世代のiPod nano 2GBを、\17,800で購入したことを思い出すとお買い得感あり。
iAUDIO U5
約1年ぶりにCOWONのJetEffect + BBEサウンドを聴いた。様々なキャラクターで音が鳴りだし、「音」が「楽」しくなる。これだけ設定の幅があると、持っているイヤフォンに合わせて、サウンドをチューニング出来きて便利だ。
ただ、タッチパネルに慣れたせいもあり、画面に表示されている情報に直接アクセス出来ないのがもどかしい。リピートやシャッフルなどの設定は、設定画面を呼び出して階層深いところにある設定を変更しなければならない点に若干違和感を感じた。さすがにこのへんは考えてあり、MENUボタン長押しでリピート設定などをトグル切り替え出来るようにショートカットキー設定が出来る。
以前、著しく印象が悪かった為あまり良い評価をしなかったSONYのMDR-XB40EX(記事はこちら)をiAUDIO U5に接続して、チューニングしてみた。このイヤフォンの駄目な点は、中低音域が前に出すぎているのでイコライザーで中音域を下げて、若干高音を強調してみるとかなり聞きやすくなった。元々低音域の再生には強いイヤフォンなので、MACH3BASSの設定で低音を強調しても音が濁らずに重低音が出るようになった。最後に高音の解像感が無いので、MP Enhanceをonにしてメリハリをつけると、同じイヤフォンとは思えない良い音が出るようになった。
この音なら普段使いでも全然OKレベル。
iAUDIO U5 の長所
- 専用ソフトを介さずに、ドラッグ&ドロップで音楽データを転送出来る
- 方向キー + センターボタンのシンプルな操作体系
- 自分好みにチューニング出来るサウンドデザイン
- 35gの軽量ボディー
- DRM対応
- 32mW + 32mWの高出力
- ボイスレコーダー機能
iAUDIO U5 の短所
- 質感などかなりチープ
- 起動時間が長い(特に曲データを追加・削除した際の初回)
- トラックや、アーティスト、アルバム選択時に、上下キーで一つ一つしか移動出来ない点、数が多い場合は見るだけで苦労する(ページスクロールが欲しい)
- PCからのUSB充電中は、音楽再生不可(USB変換の電源コネクタ経由の充電なら音楽再生可能)
DRM対応ファームウェア
COWONのサイトからDRM対応のファームウェアV1.17をダウンロード。ちなみに購入時のファームウェアは、最新のV3.17(2009年12月時点)だった。
ファームウェアをダウンロードし、USB接続したiAUDIO U5のルートにファイルを転送。USB接続を切り、電源を入れるとファームウェアの更新が始まる。若干時間が掛かるが、ファームウェアの更新が済むと自動で電源が落ちる。
電源を入れ直すと、言語選択画面になっているようだが、「文字」が見えない。「これはまずい」と言うことで、PCに接続すると、「デバイスをフォーマットして下さい」と言うダイアログが表示される。指示に従ってフォーマットをして、USB接続を切り、再度電源を入れ直すが症状は変わらず。
とりあえず、「iAUDIO U5 フォント」で検索すると「雨後でつ U5 Font Creator Ver.1.5」と言うツールが見つかったので、ダウンロードして試す。ソフトを起動して、MSゴシックなどのフォントを選択して(今回はヒラギノを選択)、「全ページに適用」をクリックして「変更をフォントファイルに保存」でフォントファイルを作成し、ファームウェアの更新をもう一度行ってみたところ、正常にフォントが表示されるようになった。
これで、DRM対応のiAUDIO U5の下準備完了となった。
DRM楽曲の購入から転送まで
いちいちCDを買いに行かなくても、着うたフルやiPod touchで、聴きたい曲(だけ)をダウンロードして楽しめるダウンロード販売は便利。早速、今回の目的のWMA形式のDRM楽曲を購入してみることにした。
楽天ポイントが貯まる、楽天ダウンロード系の「ONGEN」を使用。
邦楽、洋楽、様々な特集などが組まれていて、視聴してみると色々と面白い曲が見つかるのでオススメ。
この季節に聴きたくなるColdplayの『Lovers In Japan (Osaka Sun Mix)』をカートに入れる。ついでに、『Viva La Vida』も、2曲合わせて税込み\300。
ダウンロードが終わった楽曲を、メディアプレイヤーで再生し特に問題がなかったので、iAUDIO U5へ転送してみる。
DRM系の楽曲はドラッグ&ドロップ操作では、DAP側に解除キーが無いので再生が出来ない。面倒だがWMP*3の同期機能を使って楽曲を転送する必要がある。
※以下環境はWindows XP + Windows Media Player 10
iAUDIO U5をPCにUSB接続して、WMPを立ち上げ「同期」のタブをクリックすると、左側に転送元のリスト、右側にiAUDIO U5のフォルダ構成が表示される。
「再生リストの編集」をクリックして、同期したい曲(今回はColdplayの2曲)を選び決定する。すると同期リストの左側に、同期する曲リストが表示されるので、「同期の開始」をクリックすればiAUDIO U5へDRM付きの楽曲が転送される。
iAUDIO U5のフォルダリスト(もしくはアーティスト)表示で転送したフォルダを参照すると、無事に楽曲が転送されており、再生も問題無く出来た。
これで、高音質、シンプルな操作、DRM対応のDAP環境が完成した。
iPod touch(iPhone)の単体で楽曲が購入出来る便利さには到底かなわないが、音の良さでDAPは楽しくなると言う初心に返った気がした。
高級機材を使用しているわけではないが、iAUDIO U5の大出力とイヤフォンのチューニングで価格以上のリッチなサウンドが聴けた。かなりオススメのDAPだ。COWON製品にはタッチパネル操作や、デザイン重視、動画対応、SDカード対応などの機種もあるので、自分に合った機種をさがしてみるのも良いかも知れない。
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■この記事のURL
http://www.acegt.com/diaries/kaden/iaudiou520091213.html
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